最近の注目
電子申請の経過
電子申請の実用化が大幅に遅れています。今年、平成15年始めの段階では、6月ごろにも本格的な実施が予定されていました。ですが、9月現在になっても、まだ具体的な運用の細則が決定されておらず、本格的な24時間ノンストップサービスの実施が実現する時期は不明です。
●一時的には手続きが混乱する模様
例えば、社会保険事務所への届出書の提出には、現在「紙」による方法と「FD=フロッピーディスク」による方法があります。電子申請の開始により、届出方法が一つ増え、3通りの届出方法が存在することになります。
また、電子申請を行う場合、添付書類をあとから別途郵送する必要が出ることや、電子申請でありながら、「確認」の通知については社会保険事務所から「紙」で発送するなど、かならずしも利便性が向上するとは言えない場面も考えられます。
●時代の要請
ただし、社会のIT化の推進は待ったなしの状況です。今後、電子申請の実施が本格化され、制度の運用に参加者がなれてくるに従い、充実したものとなってくる可能性は十分にあります。新しい試みを導入するときには混乱はつきものです。良い制度にするべく我々も協力をおしまず、見守っていきたいものです。